« 「レンズの見た夢」 | トップページ | 写真展開催中 YOSAKOIの様子を展示しています »

2005年9月21日 (水)

これからのコンビニエンスストア(コンビニの未来像)

おはようございます。mojiko.comの魚住です。

先日まで、ローソンがこんな論文募集をしていました。

未来のコンビニを考えよう

それに応募しようとして、以下の駄文を書きかけて、結局やめました。

だって、自分の考えたアイディアではなくて、高橋先生のアイデァだもんなぁ・・・。

せっかく書いたので、もったいないので以下おいて置きます。

表題は、「街のほっとステーション」としてこれからのコンビニエンスストアが担うべきもの、でしたが、まぁ今となってはどうでもいいですね。「コンビニの未来像」ということで。
-----------------------------------

 「街のほっとステーション」は著名なローソンのキャッチフレーズである。
気がつけばコンビニエンスストアという店舗形態は日本中に広がり、個々の国民の生活の基盤となったと言って過言ではない。今の20代の若者は、コンビニの成長と共に成長してきた世代である。レポーターをしていた知人が教えてくれた体験談であるが、ある田舎町に取材に行ったとき、スタッフの若い子が「大変です。ここコンビニがありません。どうやって買い物をしたらいいのでしょうか?」と青くなっていたという。生まれてこのかたコンビニでしか買い物をしたことがない若者も世の中には本当にいるらしい。
 その一方で、日用の生活必需品を得るためのコンビニの手軽さは、高齢者にとっても欠かせないものとなりつつある。少子高齢化がいわれ、まわりを見れば結婚して家庭を作ることなく単身で暮らしている30・40代が男女を問わず多いことに気が付く。今後、彼らが更に歳を取って独身高齢者となれば、コンビニ依存度はさらに高まるだろう。
空気のようにコンビニの存在を当然としている彼らを対象に、コンビニはもう一歩踏み込んだサービスが成り立ちうるのではないだろうか?

 現在、わが国は高齢化に伴い、医療費の増大が問題となり、国はあらゆる方法で医療費の抑制にやっきになっている。その一つとして、一つの病気の治療に対して、総額の上限を定めているという。つまり、湯水のように検査をし薬を使うほど、医者と病院は天井知らずに儲かるのではなく、どんどん自腹を切らざるを得なくなる仕組みに現在の保険制度はなっているのだという。
この仕組みが進むと、医療のオークション化までいくかもしれないという。
 つまり、今まで患者が病院と医者を選び、そこへ行くのが当たり前だったが、これからは逆に、患者が自身の病気を競に出し、それを治す医師や病院を公募する。病院や医師は、その患者の公開した検査データ等を基に、幾らでどんな治療をするかを入札し、治す方と治される方の折り合いがつく価格と内容で治療を担う医療機関が決定されることになる、という未来像である。
 この未来像が成立するためには、一つ大事なことがある。それは、治療と検査が互いに独立していなければならないということである。よもや「うちで治療しないのなら、検査はお断りです」という病院は今後とも出てはこないと思うが、ある程度のレベルまで人の生理的なデータを自由に測って蓄積する仕組みが社会的に普及している必要がある。
そこにコンビニができることがある。とは考えられないだろうか?
 日本は、世界でもまれにCTが普及している国だという。無論あれでは大きすぎるにしても、今後店舗の一角に置けるサイズの体内を調べる簡便なスキャナーが誕生することも考えられる。また郵送利用の血液検査キットなども存在する時代である。ある程度の検査は店舗で行い、検体の管理輸送を請負い、PET等より高度な検査施設の利用に予約窓口を提供する。検査データは求められれば管理し、全国(全世界)の店頭或いは個人の端末で、顧客が求めれば照会可能とする。という仕組みは作れないだろうか?
その仕組みがあれば、ビジネスとしても今までの「便利」以上の、顧客と緊密高度な関係を作りうるだろう。そして、それは社会が望んでいるコンビニの進化ではないだろうか。

-----------------------------------

 極端に走っている、とも言われそうですし、実現にはハードルも高いこともそれなりに理解はしているつもりですが、それでもこの方向に大筋で向かっていくのではないかなぁ、と思っていたりします。

 たとえば、セブンイレブンは個食としての弁当類のデリバリーサービス(宅配)を実施するそうですが、当然「嗜好に合わせたただの弁当」ではない、「食の管理サービス一部請負」への転換は考えているのではないかな、と思います。

 嗜好なら「便利」で終わっていつ他所に気が向くかしれませんが、「自己管理の一部」のアウトソーイングを受ける形になれば、恒常的な関係構築が狙えますし。

|

« 「レンズの見た夢」 | トップページ | 写真展開催中 YOSAKOIの様子を展示しています »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/137940/6042893

この記事へのトラックバック一覧です: これからのコンビニエンスストア(コンビニの未来像):

« 「レンズの見た夢」 | トップページ | 写真展開催中 YOSAKOIの様子を展示しています »