おはようございます。門司港の魚住です。
surveyMLで読んだのですが、FACTA onlineの「パソコン見放す20代「下流」携帯族」の記事がネットの上で話題になっているそうです。
FACTA online パソコン見放す20代「下流」携帯族
http://facta.co.jp/article/200703060.html
「その人の知的理解度はその人のテキスト処理画面の広さに比例する」とか、勢いでトンデモ説を唱えたりする私には、情報の一覧性を殆ど持てない携帯による通信ばかりが肥大化することに、ある種廃頽の危機を感じます。
おまけに、情報の保存も、携帯ではできないでしょう。畢竟、発言は刹那的にその場かぎりのものとなり、「省みる」とかそういう姿勢は薄れていくことになるのではないでしょうか?
さぁ、新しい格差の誕生、堕ちゆく日本を証明するデータが明らかになった!と昔「mojiko.comから」で上記のような放言を配信した(これ)私なら言えばよいのかもしれませんが、そう単純な問題でもないみたいです。
一つはこの記事が問題にしているのは、年齢構成比の上で20代が激減、ということですが、これについては年齢別人口比自体が過去と替わっているので、実は20代の利用者数は2.4倍に増えている、ということをMLで元ネタとなった資料をまとめたネットレイティングスの萩原氏自身が指摘しています。
FACTAonlineの記事に対して、
1.低下したのは20代の構成比(シェア)なのに、あたかも20代のPC利用者数や利用機会が減っているような引用の仕方
2.このデータから、ブルーカラーやフリーターが、携帯に比べて高くて高級なPCを使えないなんていう格差論に結びつけるロジックの飛躍(なんでこのデータが「20代はPCキーボード打てません」の根拠になるのか)
という二点で批判が出ています。一部「電波認定」もされているみたいです。
なんとなく、この問題の真相は、坂本多聞さんが自身のblogで書かれている「外で遊ぶのに忙しい20歳代があまり家でPCからネットを使ってない」というところが妥当なところではないかなぁ、とか思います。
「外で」という点で、ちょっと思い出したのですが、門司港の使われていない建築物、三宣楼や旧門鉄ビルの再開発を考える話し合いに昨年からちょくちょく顔出しているのですが、大学生さんが必須の作って欲しい施設として、ネットカフェのある漫画喫茶を作ってくれ、と強く推していました。
私は、「なんでそんなもの、無線LANで電波タダで飛ばせはいい」と思っていましたが、ITmedia Biz.IDの「ノートPCを持たずに外でシゴトする」という記事を読みながらこのblogエントリーを書いて、「あぁ、なるほど」とかちょっと腑に落ちた気がします。
先日のphotoshopのオープン化の話と合わせて、「なら、インフラの手に入る都市圏では自分で所有しないという選択もあるかもなぁ」と。
私は、そういう割り切りをできる幸せな時代を体験してこなかったし、写真やはカメラがないと何もできないわけで、私にとってPCもカメラと同じで、それがないと何もできないものですから、手元にモノがあることに拘ってしまいます。しかし、何事かの創作の道具ではない、コミュニケーションの道具としてなら、何もPCを自分のモノとして「持たねばならない」ものでもないのだろうし、持たないで次々に借りて済ませる、という選択肢も今日ではありなんですね。
今回の騒ぎ(話題)は、データから物事を読み取る目(クライテリア=評価基準)が、そういう時代となってきたことを反映していないことを表しているのかもしれない、とか思いました。
「
いっそこういう論法は成り立たないものでしょうか?
日本は戦争行為として自国内(内鮮は一体の筈です)で娘狩りなどしたことがないが、「娘を売らねばならないほど貧しかった」ことをやるせなく思うのなら、振り上げたこぶしは黙って受けてやろう。それが「治者の徳」であり、こぶしをあげ続けるかぎり、その相手は徳に浴したいと願う被治者であることを宣言しているに他ならない。
そうとう逆立ちした論理かもしれませんが、案外、情の面においてのこういう論理が「広義の強制」「狭義の強制」という考え方を生んだのかもしれない、という気もします。 」
追記
池田信夫氏のblogが、これで盛り上がっているみたい。こちら
つまりは、英語圏には一次資料がないのと、研究者もいないので「言ったもの勝ち」のソースロンダリング(解説)のやりたい放題な状態ということなのでしょう。
池田信夫氏のblogにも、「閉じたサークルのテキストの自己生産」というコメントがあります。(03-11 14:32:53のPKさんという方の書き込み)
4/13 追記
下記記事を読みました。
「組織的強制徴用なし」 慰安婦問題 米議会調査局が報告書
上程の準備で事務方が調査してみました、というところで常識的な報告をしたのでしょうが、さて、かの国の議員さんらはどうするつもりだろう。
4/16
上の記事はかなり問題があるようです。
池田信夫氏が下記の通り批判されています。
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/0b4f9dd9c5af0fc64da572c5f083fb22
自分の望む結論に合わせて事実を偽造するwishful thinkingは、左翼も右翼も似たようなものだ。どちらも、いまだに冷戦時代のステレオタイプから逃れることができない