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2007年11月29日 (木)

「国王が1日だけ、統治できない精神状態にある」

さっき読んだNBonlineのベルギーに関する記事で気に入ったセリフです。

「ベルジアン・コンプロマイズ」(ベルギー式妥協法)の実例として紹介された国王と議会の綱引きの例。

議会が人工中絶の合法化に関する法案を通し、国王が「朕の良心が署名することを許さない」として承認を拒んだ。
さぁ、まさしく国体の危機。

で、間に挟まれた政府がとった法解釈が表題の一文。ベルギー憲法の中に「国王が精神病など統治できない例外的状況下では、国王の署名なしで法案を通すことができる」という例外規定があることを見つけ出してきて、そこで妥協した、というお話。

乱用すると危険極まりない手法ではあるのですが。
なかなかお見事な妥協策だな、と思います。

記事によると、欧州大連立の流れの中、アイディンティティを身近に求める心理が南北の言語別民族対立の流れを少しづつ先鋭化させて国家としての危機を迎えつつある様がレポートされていますが、さて、どんな形で国を続けるのか、それとも、"欧州"という単位の個別の地域に解体されてしまうのか、中々興味深い記事でした。

ベルギー:「国家分裂危機」の真相
http://business.nikkeibp.co.jp/article/money/20071122/141410/?P=1

でも、こうして構成国が内部で解体されていく流れの中で、なお欧州は大連立を維持しうるのかな、という気もします。
ユーロの貯金とか投信とか、微々たる物ですがもっているものですから、「絶好調だけど、本当にこの通貨いつまでも大丈夫か」という気持ちもあるから、こういうニュースが目端に引っかかるのかなぁ。

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