縦書きが奇習と冷笑される時代 池田信夫氏のblogを読んで
いつも読んでいる池田信夫blogに面白い意見がありました。
「段落の謎」
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/fb3c3d0be0d6775c60e86ff156a2f9b8
>新聞や本の縦書きという奇習もやめてほしい。中国も横書きだから、縦書きは主要国では日本だけだ。
ぶっちゃけ、英語とイコールでない作法はすべて「奇習」なんだと思います。
読んで思ったのは、「漢文は遠くなりにけり」ということです。
世界の公用語が漢文であり、そこから学んだり工夫をして自分たちの言葉を作ってきた、という時代が終わった、ということなのでしょうね。
別にそれはそれで時代と人の変化なので、何をいう必要もないのですが、「横書きでなければならない」というのなら、私はいっそ昔のように、「右から左に流す横書き」を正統として復活させたらどうだろうか、とか思うのですが^^;
巨大なオイルマネーが政府系ファンドの形で世界の金融の胴元になっている現状、あと半世紀か一世紀すれば、欧州の人口の過半数がイスラム教徒と化するだろうと思われる現状、世界化をいうなら、アラビア語に「従わなければ正しくない」でしょう^0^
とかなんとか朝から下らんこと書いているなぁ、と自分でも思う。
公文書の「左横がき」も、1951年に国語審議会できまったものだ。だから今でも、学校の教科書は(国語をのぞいて)横がきである。しかし、もっとも影響力のおおきい新聞が、社説でローマ字を主張しながら縦がきをつづけたため、民間の出版物のほとんどは縦がきのままのこった。
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/12d7d1d8be4cdad00dbd36af98d956fb
役人が決めても、書き物のプロが従わなかった、という統治に対する市場の優越に、「なぜ縦書なのか」の答えはすべて書かれているのだと思います。
ただ、これからどうなるかはわからないな、と思います。
版を作り刷る、という出版におけるキモな部分は、縦でなければならない理由もなくなりましたし、文章を作る日本人個々人に対して、二十年くらいまえから、「キーボードでの日本語はローマ字でアルファベ(これって他所様の文字なんですけど)に解体して入力しなければならない」という日本語解体運動が強力に推し進められましたし、池田氏の論説はつまりその運動("運動"なんて意識は誰にもないでしょう、たぶん)の上に当然出てくる論説でしょうから。
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