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2008年6月20日 (金)

グリーンピースのへ理屈が成り立つなら

先日「グリーンピースのお手柄」エントリーで立腹したのですが、そのグリーンピースジャパンが窃盗で逮捕されたそうです。鯨肉の詐取ということで。

まぁこれは当然でしょう。この国にも、当たり前の常識はまだ生きていたようです。そのことが、彼らに本意なのか不本意なのかは私には分かりませんが、船乗りのようなやや特殊な環境で働く者が得る「役得」の妥当性と、調査捕鯨の是非と、反対運動の正当性と正義を振りかざす犯罪者に堕落しない嗜みと、それぞれ分けて考えてほしいものです。

不法領得の意思はなかったので、窃盗罪は成立しない
悪いことだが、捕鯨船員の横領行為を世間に訴えるべきだと思った
とか、子供以下の理屈を振り回しているみたいですが、そんな理屈が成立するなら、たとえば私がグリーンピースは反社会団体に違いないと確信したら、それだけで調査と証拠確保のためにグリーンピースジャパンの事務所に潜り込んで書類持ち出したり、団体構成員の家に無断で上がり込んで家捜ししたり、カメラつけたり盗聴したりしてもいい、ということになるのではないか、と思いますが、彼らはそれでいいのでしょうか?
もちろん、この"調査"行為は「自己の所有物として利用する意思はなかった」と主張されることでしょう。

自分たちは正義だからやってもいい、というのなら、他人は別の正義を主張して自身に同じことをしてくるがそれを止める理由はなくなる、という当たり前のことがどうして分からないのか、私には、理解ができません。
それとも、彼らはそういう殺伐とした万人の万人に対する戦いが当然な社会にこの国を改造したいのでしょうか?
そうならぬために法を立てて国を立てて市民は武装したり自己救済する権利を信託して行使しないという大人の約束事が分からない幼稚で無学な人たちではないでしょうに。
本当に、彼らの活動の真の目的は自然保護ではなくて社会の破壊か?と疑いたくなる醜態です。

鯨肉窃盗でグリーンピースのメンバー2人を逮捕
 青森県警環境保護団体の「グリーンピース・ジャパン(GP)」メンバーが、日本の調査捕鯨船「日新丸」の乗組員の荷物を盗んだとされる事件で、青森県警は20日、窃盗容疑などで、GPジャパン幹部の佐藤潤一容疑者(31)ら2人を逮捕した。反捕鯨活動の一環で横領を告発した行為は、逆に国際的な団体をめぐる刑事事件に発展した。
 他に逮捕されたのは、メンバーの鈴木徹容疑者(41)。
 調べでは、2人は4月16日、「西濃運輸」青森支店の配送所に無断で侵入。鯨肉が入った段ボール1箱を盗んだ疑い。
 関係者によると、盗まれたのは日本鯨類研究所から委託を受け、調査捕鯨船「日新丸」に乗船していた「共同船舶」社員の荷物。寄港後の4月15日に東京から北海道の自宅に向けて発送されたが、翌16日に経由地の青森支店に到着した直後になくなったという。
 西濃運輸は、配送ミスの可能性もあるとみて調べていたが、GPが5月15日の記者会見で送り主の了承を得ずに入手したと発表し、日新丸の乗組員12人に対する業務上横領罪の告発状を東京地検に提出したことを受けて、青森県警に被害届を出していた。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080620/crm0806200819006-n1.htm

「証拠確保が目的」グリーンピース側は違法性否定
幹部が20日、窃盗容疑などで逮捕された環境保護団体「グリーンピース・ジャパン」はこれまで記者会見などで、鯨肉の無断持ち出し行為について「調査捕鯨船乗組員の横領行為の証拠を確保するためで、窃盗罪にはあたらない」と違法性を否定。「調査捕鯨の正当性も含めて国内の議論を深めたかった」と狙いを説明していた。
 団体が根拠としたのが、窃盗罪の構成要件である「不法領得の意思」。告発の証拠を東京地検に提出しており「他人の物を自己の所有物として利用する意思はなかった」と主張した。
 団体によると、告発後に「犯罪行為だ」との批判が数多く寄せられた。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080620/crm0806201015009-n1.htm


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