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2009年8月21日 (金)

対新型インフルエンザ このリレンザの使い方って普及しているのでしょうか?

急に新型インフルエンザの報道が増えたみたいですね。

・なぜ流行し出したか?--
>元々感染者数は増え続けていた。それが認識されていなかっただけ。
・ハイリスク者とは?--
>それが国内で認識されていなかったのが日本の問題。
国の責任であるが、意外と地方の保健行政担当者も知らなかった(知らない)?WHOが7月下旬に、妊婦が感染すると危険、症状が出たならすぐに抗インフルエンザ薬を投与せよ、という警告文すら知らないドクターが多い。
・ワクチンはどうなっている?--
>情報が某国並みに開示されないので分からない。
 多分後手後手になっていると思う。

毎度の「鳥及び新型インフルエンザ海外直近情報集」の徒然日記ですが、なんとなく筆者のため息が聞こえてきそうな気がします。
「人柱が立たんと見ようとしないのか」と悪態をつきたくなるのですが、まぁそんなものなのでしょうね。私も四六時中警戒して情報集めているわけではないし。

ちょっと気になって昨日、薬屋の店頭を覗いたら、まだこの辺ではマスク品切れという状態にはなっていないみたいです。つまり、まだこの辺りではみんな冷静。

さて、上記「鳥及び新型インフルエンザ海外直近情報集」に紹介されていたのですが、使いにくいと言われている治療薬のリレンザを、直接感染部位である上咽頭粘膜に付着させる、という治療法を考案したお医者さんがおられるそうです。
このリレンザでの即効治療自体効果が高いし、この療法を併用すれば、タミフルを服用投薬しても血中濃度があがるまでは10時間かかかるというタイムラグ(感染初期にしか効かないことを考えればこのタイムラグの影響は大きいのでは?)を埋めることができる、ということらしいです。

インフルエンザ 治療法新たな試み(pdf)
http://nxc.jp/tarunai/?action=common_download_main&upload_id=610

読んでいると、素人にはとても素晴らしい工夫に思えるのですが、これって普及しているのでしょうか?

もっとも、投薬の工夫以前に、我が国の場合はタミフルは薬害だというキャンベーンがマスコミによって繰り返されて、厚生省は「関連は確認できない」と発表しながらも「そんな筈はない」という批判をうけ根拠不明のまま「10代には投与しない」と決めているのですから、何日もたって新型と分からないとタミフル投与が許されない、という構図があります。感染初期にしか効かない薬を発熱して何日もたって飲んでも、効果期待できなくてウイルスが耐性をもつ手助けにしかならないのではないか、という気がするのですが・・・。

大手マスコミは、秋からの新型の流行を云々論説するなら、その前にタミフル薬害キャンベーンの落とし前をつけるべきではないか、とか身の程知らずに思う私です

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コメント

リレンザは、タミフルと同じくらいの時期に商品化されていますが、使用方法が少しことなるために、今回やっと日の目をみたぐらいの感じです。当然、使用方法など普及してません。

投稿: タカ派の麻酔科医 | 2009年8月21日 (金) 10時58分

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