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2009年10月24日 (土)

あえて考えてみた、郵貯で国債を買うことを肯定する理論

以下、あえて考えてみた郵便貯金で国債を買うことの正当性です。

まず、郵便貯金の残高の中身とは、どうせ高齢者達が溜め込んだまま動かされることのない「死蔵された」お金である。
その死蔵された札束の山を、国が国債の証文の山にすり替えて、手にした札束の方は一般会計の子供手当てとか何とか手当てとして社会にばら撒くのは、自律的には行われなくなっている所得の世代間配分を国家が強制的に代行しているだけである。何ら悪いことではなく、市場という愚劣な存在の失敗の尻拭いを優秀な国家官僚がしているのである。

そして、どうせ郵便貯金の持ち主はちょっと待てば死んでしまうのである。そして、その「貯金」は相続税として国庫に入る筈のものである。
つまりそれが札束の山ではなくて、すり替えられた国債証文の山だということは誰も気がつくことなく証文は回収されて、お終いになる。
故に誰にどんな迷惑がかかるわけでもない。元々自分(国)のものになる筈のものを、ちょっとばかし早く借用しているだけの話である。

高齢者たちの生活資金としてやっている年金も、郵便貯金口座で受け取りさせればこれも渡した端から国債にすり替わり国の財布に戻る。
それは老人福祉・老人医療費として当人達にばら撒くわけだから、何か問題でも?
国家は正しい配分装置として機能しているにすぎない。

以上のように郵便貯金とそれによる国債の引き受けは、我が国の財政の根幹をなすもっとも大事な仕組みであり、それ故に郵便貯金は引き出されては困るし増え続けないといけない。
民営化などもっての他である。
ただ吸い上げて集めるだけの機関に、会計だの自立的融資だのの妙な知恵をつけるのは、国家財政に危険をもたらす重犯罪であり、そのようなことを試みる者はあくどい陰謀を企む秘密結社の手先・あるいは国家の所有物を私物化しようとするスキャンダラスな存在として社会的に抹殺せねばならない。

そして、この収奪もとい収集装置は健全な経営をしているように「見えなければならない」。無前提に信用されなければならない。なぜなら、不安を感じられたらお金が引き出されてしまうから。

繰り返すが、国家財政の健全な継続のためには郵便貯金にお金が入り続ける仕組みが必要であり、だから、満ち足りた顔をした職員が微笑む郵便局が津々浦々に存在しなければならない。引き出す不埒ものが出ないよう、異説を唱えて貯金者を惑わす者が出ないよう、あまねく監視いや目を配らねばならない。
そのために使うお金は国家財政の安全保障と考えるなら微々たる物であり元の取れるコストである。
当事者たちが地位が欲しいなら与えればいいし、金が欲しいなら与えればいい。機能さえ果たしてくれればよい。経済合理性ではなく政治的判断の問題である。
また元々集めたことにお駄賃をもらうだけの単純な話であるから、その会計は子供の小遣い帳か大福帳レベルでなんら問題はない。集めたお金は本当は利息をつけて返さねばならない借金なのだということに悩む必要など全くない。

こうしてこの国家は回り続けて福祉社会を日々実現するのである。

上記構造を維持する装置として郵便局を定義するならば、たとえばここのこの懸念は、あたかも新型戦闘機一機・戦艦一隻調達したら、国は幾ら儲けられるのかを問うような、いささかピントの外れている杞憂ということになるのだろう。

なんてね。

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