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2009年12月17日 (木)

正しいでしょうけど、その正しさは法匪のそれとしてしか働かないのではないかな?

下記二つのblogを読みました。

天皇陛下の特例会見騒動に思う
http://agora-web.jp/archives/849089.html
憲法秩序に反しているのは宮内庁 ― 天皇の親善外交について憲法学から考える: Nothing Ventured, Nothing Gained.
http://esquire.air-nifty.com/blog/2009/12/post.html

多分、法理論の観点からは、お二人の意見は「正しい」のだろう、と思います。
ヒットラー・スターリン・遠くはジャコバンの政治が、「法的には正しい支配」というのと同じくらいに・・・。
そして、多分、その正しさは「法匪」のそれとしてしか社会で機能しないのでは?

議論が国内で静かに沸騰しているのは、わざわざ突きつけるような真似をされた、とみんなが思ったからではないか、という気がします。
元々、一ヶ月ルール自体が神官の作った恒常的な手順などではなく、大病を患った高齢の天皇陛下を慮って、関係者が全員同意して尊重してきた特殊事情(そして今回の騒動で広く国民の同意があったことが明確になった)という点と、天皇の位置づけと「内閣の助言と承認」をどう理解するかが日本の政治の神学的正統性に直接関わる、という点で、揉めるべくして揉めているのだと思います。
それに、どう理屈をつけようと、国事行為だから、で天皇をこの世の政治にどっぷりつけてしまうことになることの是非。

ややこしいことを晒すな、という苛立ちも国民の側には深くあるように思います。

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