« 蛸の滑り台で撮った画像 | トップページ | 小倉城の桜二題 »

2010年3月27日 (土)

テルマエ・ロマエ

こんばんわ。平たい顔族の魚住です。
テルマエ・ロマエ、極東blogで紹介されていたので気になって買ってみました。
二千年の時と万里波頭の距離を超え、本朝と古代ローマという、偉大な両民族が共に抱く風呂への情熱がもたらした、惹かれ合う魂を繋ぐ奇跡の出会い云々・・・、ってアホな説明は辞めて、どんな漫画なのか知りたい方は、極東blogをお読みください。
[書評]テルマエ・ロマエ Ⅰ(ヤマザキマリ) : 極東ブログ

いや、おもろいです。お勧め。ただし、一方的にローマ人が平たい顔族(日本人)の風呂文化に驚き学んで行くってところは微妙に太鼓持ち風味になってないか、という気もしますけど^^;

読んでいるうちに、先日ボンペイ展を見に行った時の復元された当時の金持ちのユニットバスシステムの展示を思い出しました。材料が大理石という贅沢を除けば、普通に給湯装置付ユニットバスシステムとしかいいようがない。日常生活には風呂があって一汗流すのは当然ではないか、という「こだわり」というより「常識」を彼らは持っていたのかなぁ、とその狭い浴槽を覗き込みながら微妙に感心しました。
因に、彼らがお祀りしていたという多種多様な神像の出土品も見たのですが、どうにもフィギアにしか見えない。入浴習慣にフィギア収集・・・。塩野七生は「ローマ人の物語」を書くにあたり、確か「異教徒で多神教の我々でなければ語れない彼らがいる」とインタビューに答えていたような記憶がありますが、本当に、妙に似通った生活スタイルをもっていたのかもしれません。両方とも魚食いだし・・・。

と、いうことでこの漫画、今後の展開も楽しみです。
作者ご本人は、
風呂文化も去ることながらこの当時のローマの日常生活という世界にスポットを置いて話を進めたいと思っているので、ハドリアヌスの時代にローマではローマ人がどのように生きていたのかと言うことをネチネチと描いていくことになると思われます。
とのこと(ご本人のblogのここから引用)。
いや、私的には歓迎です。帝政末期、キリスト教価値観オンリーの文化大革命を受けてしまったローマは、一神教徒の目でしか見られることなく、一神教徒の価値観に従って全ての歴史が書かれ、法体系だって特定価値観で取捨選択されているので、共和制から五賢帝時代の輝かしい日々のローマ人の有り様も喜怒哀楽も秩序意識も、実は"消された歴史"かもしれませんから、色々書ける余地はあると思いますし。

読んで、あぁー久しぶりにスーバー銭湯行ってみようかなぁ、という気になりました・・・。
そういえば、昔スーパー銭湯を成長戦略とコミュニティ再建のコアに、という馬鹿話を書いたなぁ・・・
ちょっと懐かしいなぁ。MSNに金春湯が紹介されている: 門司港に暮らしながら-ココログ別館-

因に私は銭湯育ち。在りし日もの門司港の銭湯について下記の「思い出の銭湯」コーナーとかもごらんください。
http://mojiko.com/retoromoji/retoromoji.htm

|

« 蛸の滑り台で撮った画像 | トップページ | 小倉城の桜二題 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/137940/47924358

この記事へのトラックバック一覧です: テルマエ・ロマエ:

« 蛸の滑り台で撮った画像 | トップページ | 小倉城の桜二題 »