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2012年2月16日 (木)

特攻や玉砕に関連してのちょっとしたメモ

"折尾駅の保存活動を続けていた蒔田さんに聞いたのですが、八幡を空爆したB29を迎撃した部隊が体当たりを実施した事例があり、8/9の襲撃部隊はこの点強く警戒していたことも長崎へ攻撃目標が変更された理由だったそうです。
特攻については、私はこんな統帥の外道を作戦として実施したことを許す気にはなりませんし、こんな作戦を組織的に実施したことを自国と自民族に対する戦争犯罪として誰も吊るせなかったことは正直残念な失敗だとも思います。
また玉砕には「好き勝手いいやがって、死ねだと、おぉ死んでやる、後は偉そうにえばったお偉いさんが好きにしやがれ」という日本人の消極的で悲しい抵抗の姿の一つでもあったのではないか、と思いますから、そんな凄惨な状況下に置かれたわけでもない人間がことさらに美談に持ち上げるべきでもない、と思っております。

ただ、結果小倉を守りえた力になったように、彼らは決して犬死にではなかったことを、英霊への慰めと思い、深く感謝をしております。"


Facebookで長渕剛さんの Close Your Eyes という曲をバックに菊水作戦時の特別攻撃の映像を流す動画を紹介している方がいて、そのフィードへの感想で書いたものです。
八幡防空戦闘での体当たりの件は先日知ったばかりで真偽は私には不明です。しかしそれが小倉の非戦闘員の暮らす市街地を核攻撃から守る盾の一つとなっていたのなら、私は感謝と敬意をささげるばかりです。

ただ、私は特攻の悲劇を錦の御旗にして、天下国家の大義と私欲の混同から目を背けたり、批判を封じて己らの力を守るような卑怯な振る舞いがあるやもしれぬと恐れるので、あまり賛美する話は好きではありません。
そもそも、フィレピン攻防における最初の特攻は、前線部隊の発案による、刀折れ矢尽きたことを知らせ講和の努力を始められたし、という「死諫」だったと聞いています。

以上、メモとして。

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