2009年12月23日 (水)

公約反故なら統治行為を行う正統性はなくなった、ということではないかな?

素朴な疑問なのだが、選挙公約を反故にした、ということは民主政治においては権力行使の信託を受ける資格はなくなった、ということではないかと思うのですが・・・

首相「マニフェストに沿えず、おわび」 暫定税率「仕組み廃止・水準維持」
鳩山由紀夫首相は21日夕、首相官邸で民主党の小沢一郎幹事長に税制改正の方針を伝え、了解を得た。民主党は衆院選マニフェスト(政権公約)で暫定税率の廃止を盛り込んでいたが、小沢氏は暫定税率を維持して税収を確保すべきだと求めていた。首相は21日夜、首相官邸で記者団に「地球環境、景気の2つの問題を考え、仕組みそのものはいったん廃止するが、税率を維持することにした」と説明した。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20091221NTE2INK0221122009.html

鳩山首相自身も、「マニフェスト実現できなかったら引退する」と公言されて権力の委託を受けたと思うのですが・・・。
http://www.youtube.com/watch?v=a5KkmNYr-Bg

どうするんだろう・・・。
まぁそういうことには気がつかないでゲーム続行、というあたりかもなぁ。
どうせ子供手当はエアー手当(ココの邪推)なんでしょうから、最初から期待値0だったうちは正解かも。

そういえば、最近ホリエモンまで参入してきた天皇陛下の会見一ヶ月ルール問題、もうしわけないけど、こんな正統性に疑問符までつきそうなグダグダの権力体になっちゃっていることについて見ないふりして脳内補完じゃない?と思うようなヒーロー願望抱いて「法的には」という字面の正義を振り回してもしょうがないでしょうに。話は政治という営みのデリケートな部分のことなんだし、直結しているのは「法的手順の是非や論理的一貫性」ではなくて、国民の精神世界とかエートスの部分なんだから、頼むから加油するなよ、と私などは思うのですが。
それでなくても最初から最後まで「格」の問題が尾を引いて面倒なのに。

その相手(客)がそこまでするに相応しいか否か国民だって納得しないまま、ということと、批判して「辞めろ」と言い放ったのが、実質最高権力者ではあっても、一政党という結社の幹事長というあえて言ってしまえば「陪臣」であることが「お前が息巻くな」という気持ちを広く沸き上がらせてしまい、事態を複雑骨折させているように思います。
(正直、昔の執権ならこうも大上段に「俺が正しいあいつが悪い」は言わなかったと思う。小沢さんは選んで闇将軍されているのでしょうから、日の当たる秩序のことに日の当たる場所で教授顔したりちゃぶ台返ししたりは自分で科している自分のゲームのルール違反じゃないかと思うのですが・・・)
鳩山氏が議会の盟主・首領の立場で変えたい旨内奏し、議会でも説明して理解を求めてしかるべきことだったのでは?鳩山氏は一ヶ月ルールの策定時の当事者なのですから、その点でも行動をとる資格はあったと思いますし。


えっ、「格の問題」なら、大学者(この人)や大経営者(この人)の意見にお前ごとき田舎のおっさんが変痴気論を言うなと?
うーん、まぁそれも真理ですよね。
と、いうところでしっぽを撒いて布団に。
おやすみなさい。

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2009年12月20日 (日)

行蔵我に存す毀誉は他人のことなり

最近、「社会起業家」と呼ばれる人々がいるそうです。
で、一廻り前の起業家たちから批判されているという話がアゴラに出ていたので、その言われた方の反論って覗いてみました。
アゴラの記事
社会起業家の誤った認識 - 松本孝行
http://agora-web.jp/archives/853278.html
反論している社会起業家の方のblogエントリー
駒崎弘樹のblog: 東洋経済でサイバーエージェント社長らに社会起業家がおおいに叩かれている件について
http://komazaki.seesaa.net/article/135762282.html
ついでに、「眠たいこと言ってんじゃねーよ」とばっさりやっているのがあのホリエモン。
http://ameblo.jp/takapon-jp/entry-10414657550.html

まぁ、それやる人生が楽しいし世間の役にたつ(ニーズを満たしている)と確信が持てるなら、他人からどう言われようと自力でやれるかぎりやりつづければ良いのだと思います。
誰の何であれ、起業してその営みが成り立つというのは、需要を満たした、あるいは掘り起こした、ということでしょうから、「社会の為に」なんて大上段に構えず、続けて行けばよいのだろうと思います。社会のためになったかどうかは結果として後世が判断することでしょうし、大上段に構えても、善意が真摯なものでも、結果として逆に働くことだってあるし、その真逆なパターン(欲でどろどろな動機で始めて社会に有意義な結果を残す)も珍しくはないことでしょうから。

表題どおり、行蔵我に存す毀誉は他人のことなり (by勝海舟)ってことでやっていけばよいだけでは?
と、いうことで、「社会的」起業家なんて枕詞いらないんじゃないかなぁ?

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2009年12月18日 (金)

国民が主権を保有することを担保するもの

これは政治の正統性という神学上の問題ですけど、
日本が主権在民の国である歴史的正統性として、下記のような論理も成立しますね。

1.神々からこの島々を与えられた、日本の本来の主権者は天皇である。
2.明治維新において、天皇は統治の全権を日本人の公論の結果に委任すると宣言した
3.故に日本において国の行く末は国民が広く議論を興すことによって定めねばならない

そして、天皇は沈黙する。
その沈黙こそ信託の揺らがない証であり日本が主権在民の国であることを担保している。

繰り返しますが、これは政治の正統性の由来、という神学のモデルです。当然ピンとこない人もいますし、別の神話を抱くことも可能です。私が熱烈なこの主義者だというわけでもありません。

しかし、こう考えれば、天皇と実際の政治の関わりは、「内閣が助言と承認で(箍をはめれば)なんであれOKなんだ」という王と議会と内閣の間の簡単な問題ではないことが理解できるのではないか、と思います。
よく使われる連合王国の王と議会をもって模範のモデルとすることは、日本の民主政治と天皇の関係を説明するにはピントが外れている部分がある、と思います。
近代日本を設計した人々(現人神の創造者たち)は、西欧精神世界におけるナザレのイエスの役割を天皇におっかぶせたのではないでしょうか?


因に、五箇条の御誓文
広ク会議ヲ興シ万機公論ニ決スヘシ
上下心ヲ一ニシテ盛ニ経綸ヲ行フヘシ
官武一途庶民ニ至ル迄各其志ヲ遂ケ人心ヲシテ倦マサラシメン事ヲ要ス
旧来ノ陋習ヲ破リ天地ノ公道ニ基クヘシ
智識ヲ世界ニ求メ大ニ皇基ヲ振起スヘシ

ところで、finalvent氏が極東ブログ(ここ)で、
小沢氏は「天皇陛下ご自身に聞いてみたら、会いましょうと必ずおっしゃると思う」とも語ったが、2.26事件の亡霊にでも取り憑かれたのであろう。桑原桑原。
と書かれていますが、私もこの桑原に賛成です。もし、逆のお心を明らかにされたら、どうなったのでしょうね。

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2009年12月17日 (木)

正しいでしょうけど、その正しさは法匪のそれとしてしか働かないのではないかな?

下記二つのblogを読みました。

天皇陛下の特例会見騒動に思う
http://agora-web.jp/archives/849089.html
憲法秩序に反しているのは宮内庁 ― 天皇の親善外交について憲法学から考える: Nothing Ventured, Nothing Gained.
http://esquire.air-nifty.com/blog/2009/12/post.html

多分、法理論の観点からは、お二人の意見は「正しい」のだろう、と思います。
ヒットラー・スターリン・遠くはジャコバンの政治が、「法的には正しい支配」というのと同じくらいに・・・。
そして、多分、その正しさは「法匪」のそれとしてしか社会で機能しないのでは?

議論が国内で静かに沸騰しているのは、わざわざ突きつけるような真似をされた、とみんなが思ったからではないか、という気がします。
元々、一ヶ月ルール自体が神官の作った恒常的な手順などではなく、大病を患った高齢の天皇陛下を慮って、関係者が全員同意して尊重してきた特殊事情(そして今回の騒動で広く国民の同意があったことが明確になった)という点と、天皇の位置づけと「内閣の助言と承認」をどう理解するかが日本の政治の神学的正統性に直接関わる、という点で、揉めるべくして揉めているのだと思います。
それに、どう理屈をつけようと、国事行為だから、で天皇をこの世の政治にどっぷりつけてしまうことになることの是非。

ややこしいことを晒すな、という苛立ちも国民の側には深くあるように思います。

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2009年12月15日 (火)

法律で決まっているわけでも何でもないでしょ、んなもの。

「賛否があるのは承知しているが、自分たちの政府が提案したことには賛成するのが普通だ」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091214-00000185-jij-pol
参政権法案、反対でも賛成を=民主小沢幹事長
12月14日22時51分配信 時事通信

法律で決まっているわけでも何でもないでしょ、んなもの。
ここからご本人の言葉を引用

選良たる議員なら、個々の議員が良心と国民への誠意に基づく決断で出所進退を決めていただきたいものだ、と思います。

イギリスでは、かつて政権与党が押し進める「穀物法」という保護貿易の是非を巡って、時の政権党所属議員たちが一人脱退し二人脱退し、ついに政権が瓦解するに至った故事があったと思いますが。

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2009年12月14日 (月)

桜? 明日から寒くなるらしいが

桜?ですよね。
土曜日に咲いていました。
まだ咲いているかな?
明日から寒くなり雪もふるとのこと。ちょっと心配です。

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2009年12月13日 (日)

無神経なのか、とぼけた顔した「制圧宣言」なのか・・・

無神経なのか、ここまでやっても誰も止められないことを明らかにする「制圧宣言」としてやったのか、判断に迷います。「民主党のごり押し天皇会見問題」(by finalvet氏 http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20091213)

天皇と中国主席 禍根残す強引な会見設定
 政府は、中国の習近平国家副主席が14日来日し、15日に天皇陛下と会見すると発表した。
 中国側の会見申し入れは通常の手続きを踏まず、鳩山由紀夫首相の指示で会見を実現させるよう宮内庁に要請したことも明らかにされた。政治的利用ともいえ、将来に禍根を残しかねない。

http://sankei.jp.msn.com/culture/imperial/091212/imp0912120257001-n1.htm

やめた方がいいのではないかなぁ・・・。「視察ついでに呼びつけてやった」的に解釈することが"常識"とされたらどうするのかな?
すでにこんな未来世界図まで出回っているみたいですし・・・。
http://f.hatena.ne.jp/images/fotolife/s/satoumamoru/20091212/20091212095156.jpg

こういうアンケートはいくらでも操作が可能ですからあまり信用はできないものですが、さすがに現時点で賛成の声は少ないですね。当たり前だと思います。
天皇陛下と中国副主席の会見は政治利用だと思う? - livedoor ニュース - ネットリサーチ
http://research.news.livedoor.com/r/37531

まぁ下のニュースは、どうせ漫談家ぞろいの慢性不一致内閣というイメージを逆手にとった「手の込んだガス抜き」なんだろうと思いますけど・・・。

渡辺副大臣が首相批判 天皇陛下と中国副主席会見「今からでもやめた方がいい」
2009.12.13 18:23
 鳩山由紀夫首相が、天皇陛下と中国の習近平国家副主席との特例的措置による会見を指示したことについて、民主党の渡辺周総務副大臣は13日、テレビ朝日の番組で、「天皇陛下の政治利用と思われるようなことを要請したのは誠に遺憾だ」と述べ、批判した。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091213/stt0912131824003-n1.htm

一昨日の前回エントリーで書いたことまた引っ張ってしまいますが、今回のことが、「天皇を顎でこき使ってやったぜ」的な団塊世代の抱く"自分の国に対する復讐の快感"を満たしたのなら、これが政治的致命傷になることはないのだろうな、という気がします。

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2009年12月11日 (金)

子供手当をエアー手当にして、なお「緊急経済対策」って何なのだろう

週末が飲み過ぎで潰れてたり、週の真ん中から耳下腺炎でこぶ取りじいさんになったりで、ネットも斜め読みばかりしていた一週間でしたが、ひさしぶりに極東ブログを覗いて、下記記事を読んで小首をかしげました。

自民党麻生政権のゾンビと化した民主党鳩山政権
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2009/12/post-2252.html

別にfinalvent氏の観測に否定的感想を抱いたのではなくて、できそこない自民党ゾンビとまで言われて、平気なのかいな、あの政党の人?という気になって。普通考えたら、これほどの侮辱はないでしょう。「なら、ものほんの自民党でいいや」で終わりの片山内閣もう一度?。

まぁ、権力ってそれほど甘いものなんだろうな、とも思いますし、所詮、選挙で党首すらたたき落とされるほどぼろ負けした筈の政党が、野合連立だから一番でかい顔、というお笑い怪奇大作戦のビジュアル世界を、真剣に考えてもしょうがない、ということかも。
あ、これは単に代表者のもつ肉体としての顔の横幅、サイズのことを茶化したわけで、態度とか権力の強さとか、形而上的なこととか何も発言したつもりはありませんので、誤解なきようにm(..)m

とか、つまらん話は脇に置いといて、最近の報道を見るに、この政権は選挙の時の釣りの餌、目玉政策だった「子供手当」を、「財源が無いから困った困った」とずるずると際限なく実施しない方向へ世論を向けようとしているみたいですし、終いには地方自治体に丸投げで済ませようという話さえ・・・。
振られた地方政府はびっくりでしょう。財源もそっちでなんとかしろって言われたら、当然「できるわけない」「反対」と声あげるでしょう。
(「地方自治に実質どれほど貢献しているのか誰にも不明な郵便局につぎ込む金があったら、こっちに廻せ」という声が世間の表にあがらないだけ、職業人としての私にはありがたいところがあります)
その反対の合唱が、この政権にとって必要なのでしょうね。

昔、「エアー年金」という言葉がありましたが、どうやら、子供手当はエアー手当になりそうな匂いがぷんぷん。

しかし分からんなぁ。子供手当って、実施しても2兆円から3兆円なんでしょ?
緊急経済対策として7兆円を"財源の裏付け問題は脇に置いといて"行うと決めても、シャブが足らん10兆円やれ、とでかい顔の人に言われるくらいなんですから、今「緊急経済対策」としてやればいいじゃん。
麻生さんが既に全員手当やったんですから、事務方はもう一回と言われても困らないでしょう。今回は特別に、と全員手当やればいいのではないか、と思えてならないのですが。
元々、民主党が支持されたのは、「業界団体とか中間組織を廃して、貴方に直接アクセスします」と訴えたからが大きい、と私は思っていますが、このままでは、「被支配者は管理組織を通じて党にもの申せ、党は不逞な輩には直接制裁を下す」という直接アクセスの形になるような気が・・・。

まぁまだ日本というところにはあと一回参議院選挙が残っていますから、その時までは「子供手当」はおいしそうな釣り餌として引っ張って、後は「地方組織を中心に反対が多いから」と自然消滅かな。
マスコミが示し合せて取り上げなくなれば世間から消えるでしょう。だから消すのは楽でしょうし、何年かしたら、「そんな約束は最初から存在しなかった」という事実を誰も疑わないことになるのではないかな?どうせ日本人の心は状況の奴隷、とか大上段に構えなくても、「今を支配するものが過去も未来も支配する」というのは、大衆操作の大原則でしょうから。

順調にいけば普通選挙もあと一回かな。それをどう乗り越えて後はこんな面倒なものを消した永久与党としての千年至福の王国を、と平成巌窟王はせっせと仕込みを続けているのでしょうし、そのためなら何でも利用するしその目的達成のためだけに必要なら、協力を約束する相手には何でも提供するつもりでしょう。
「壊し屋」と言われ続けた一人の政治家を支えたものでもあったダークサイトが解消するために必要な復讐劇の完成に、今は脇目も振らずでしょうし、多分それは団塊世代の、「革命」に夢破れた若き日から抱き続けた敗北感と不遇感の暗い情念の解消願望と呼応しているのでは?

若い世代は、未来の明るさを目指して一票をいれたのでしょう。でも、今のこの国は、彼らを贄にして暗い情念を満たす復讐劇が進んでいるのかもなぁ、という気がします。

なんか、半世紀前の、若い兵士を虚しく死地に送ってヒステリックな銃後の統制生活、敵性語の使用禁止、敵性音楽の禁止、敵の研究は利敵行為だ、という「いつか来た道」の姿が目の前をちらつきます。

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2009年12月10日 (木)

最初っから、日米の同盟破棄が目的なのかもしれませんね

最近、旧東ドイツは貧しくても団らんや語らいがある良い社会だった、とか言って廻る人が本当にいるらしい、と聞いて驚いています。
言っている人はたぶん「いっちゃった人か計算づくの人」だと思うから、何も評しませんが、聴いている日本人の方が、旧東ドイツで、その暖かい暖炉の前の団らんの場で、偉大なる党をちゃかしたり苦情を表明したら、どこかの収容所で間違った思想の改造を受けさせられたり「そんな人は最初から存在などしなかった」ということになるかもしれない、ということを想像もしない、ということに驚きます。私らが若い頃は、まずはそうひねた見方をするのがあたりまえだったけどねえ・・・。
でも、そんな疑問を言う事も、遠くない将来我が身の安全を思えばはばかられる社会になりつつあるのかも、という気もしています。
鼓腹撃壌の世は遠くなりにけりです。

そんなことはともかく、最近の米軍普天間飛行場の移設問題を見ていて思ったのですが、今の日本を支配する権力者たち、腹の底の本音では、米国との同盟を続ける気はないのではないでしょうか?
本当はしっかり計算づくの灰神楽ごっこなのか、構想か単純な願望か渾然一体とした"気分"なのか、「アメリカと切れたら、それはそれでいいじゃん」とか「ラッキーじゃん」という部分があるのではないか、という気がしてなりません。
誰だって相手は"最後は終わりよければ全て良し"に落ち着かせようと努力している、という前提で慮ったり手法を批評するわけですが、壊すことが目的だというなら、それなら前提が違うわけで、「この人たちはそういう人たち」と見れば対処の仕方も変わることにならざるをえないでしょう。
正直、「合うのは大統領の時間の無駄」と日本の首相が思われた、ということは、相手の方ではもう「そういう相手」と見定めてきたということなのかもなぁ、と悪寒がする今日この頃です。

こんな視点、この国の今の支配権力者たちにはないのかもなぁ・・・。

三発目の核攻撃をいかに防ぐか
http://agora-web.jp/archives/813534.html

あっ、こんなこと、思ったらいけないのでしょうね、自分と家族の安全保障のためには^^;
日本のストーブの前の団らんでは、永久革命与党たる野合連立政権の悪口と判定されることをいってはいけないようになりそうだしなぁ。

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2009年12月 4日 (金)

松本先生は守るべきものを誤っているのではないだろうか

アゴラにある
衆愚政治をどう克服するか? - 松本徹三
http://agora-web.jp/archives/815823.html
という文章を読んでいて思ったのですが、松本先生は守るべきものを見誤っているのではないか、という気がします。

我々は、どんな時でも、「全体主義の誘惑」には決して負けてはなりません。我々は、歴史の中に、「全体主義の不効率と不公正」を、もう嫌というほどに見てきました。ですから、「民主主義」は何としても維持しなければなりません。となると、「民主主義」を「衆愚政治」から救うことにこそが、何よりも大切です。

守るべきものは、民主主義なのでしょうか?
民主主義は、ローマの昔から非常時の"委任独裁"という非日常システムを内包しており、それが帝政を嗜好する者や全体主義者が社会を簒奪するとっかかりになったのではないでしょうか?
そして、民主主義の猥雑さを厭い、一糸乱れぬ統制を目指す彼らをスマートだと好ましさを国民が感じるようになった時、決めてもらうことやしてもらうことの安逸に憩いを感じてなーんも考えたくない、と国民が願う時、彼らは熟した実が落ちるのを拾うように易々と民主的制度に則り、その社会を支配する権利を手に入れたのではないでしょうか?
嫌悪や警戒と共にではなく、期待と歓声に囲まれて。

だから、民主政治を衆愚政治にしないために必要なもの、それは民主主義を守る努力ではなくて、自由主義である意志ではないでしょうか?

そして、多分自由が何より尊ばれる社会では、市民が互いの争いにけりをつける方法は、結局は公平な法の下での平等に機会を保証された民主的諸制度に由って結論を出すことで納得せざるをえないのではないでしょうか?
それが真理や正義とは距離のある"人生の損切り"みたいなものであれ、そこで納得せざるをえない面もあるし、それ以上を望むと社会を壊すだろうから引く、という感覚も持たざるを得なくなるかもしれません。
「理想的な民主主義(そんなものあるかどうか知らないのですが)」の政治とは、その集大成という"結果に過ぎないもの"ではないでしょうか?

どうもいい年こいてひねりもなにもなくて青臭いのですが、そんなことを考えたので、民主党政権の皆さんには「自由への嫌悪や怒り」があるような気がして、政治権力というホースの暗黒面に落ちるのではないか、と未来がとっても不安な今日この頃。

やっぱり、偉大な党と偉大な皆様への批判じみたものいいは、差し控えるべきですよね。
(ポルポトは許しても、誰かは許してくれないかもしれないですし・・・)
ハトミミ.comのニュースなんて、チェーカー募集かと思って一瞬心臓止まりそうでしたし。
今更他所の国に裸一貫で乳飲み子抱えて逃げ込める年でもないし、隣の大陸と犯罪者交換協定とか結ばれたら、どこで間違った心を矯正させられるのかしれたものでもないし^^;

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